「異常な契約 TPPの仮面を剥ぐ」ニュージーランドから見たTPP、昨年10月現地出版を読む

表題の本は、2011年6月に農文教から出版された。県立図書館所有の本を借りた。
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 分厚い本で、まだ読み始めたばかりだが、ひとつわかったことがある。
アメリカがTPP交渉でオーストラリアから砂糖を除外したといわれているが、その仕組みがわかった。
すでに結んでいるFTAで除外されているものは、そのまま再交渉しないというルールをアメリカが主張しているからだ。FTAを結んでいない国とは、完全に自由化が前提となるので、日本が米の除外を主張しても、アメリカには認められないのだ。

 以下、その部分の引用
(P26上段) 米国は現行のFTAの議定書は再オープンすべきでなく、いっそう自由な市場アクセスに関する交渉は、まだFTAを締結していない国に限られるべきであると主張した。それは米国がAUSFTAにおける砂糖のようなセンシティブ商品の除外を維持することを認めることになり、NZとの酪農に関しては豪州との間で行ったのとはことなったアプローチをとることを認めることになる。
(P25表)AUSFTA Australia-US Free Trade Agreement, Signing Date 2004/5/18,Entry into force 2005/1/1

 読み慣れない翻訳の本なので、読み取りにくいところもあるが、今後、読み進む中でわかったことは紹介していきたい。

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